【賃貸不動産経営管理士は意味ない?】取得メリットと勉強方法について解説

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・賃貸不動産経営管理士ってどんな資格なのかイマイチよくわからない…

・宅建ほど有名ではないけど、取得する意味がある資格なの?

・将来性のある資格なのか知りたい

こんな疑問を抱えていませんか?
私も受験する前にインターネットで賃貸不動産経営管理士と検索すると、
関連キーワードに「意味ない」と出てきて、取得すべきなのか不安になった記憶があります。

そこでこの記事では、賃貸不動産経営管理士の概要と取得するメリットについて解説していきます。
「ネットには色々な情報があるけれど、実際のところ取得する意味があるのか知りたい!」
という方の参考になりますと幸いです。

後半では、賃貸不動産経営管理士の勉強方法についても紹介していますので、
資格取得を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
それでは、さっそく見ていきましょう!

記事のポイントまとめ

・賃貸不動産経営管理士は2021年に国家資格となった注目の資格

「意味ない」といわれる理由は独占業務がなく、現状は宅建士でも業務管理者になれるから

将来的には業務管理者の要件が賃貸不動産経営管理士に一本化される可能性がある
 また独占業務もできれば、市場価値は格段にアップする

・賃貸不動産経営管理士は独学でも合格可能独学が不安な人は、通信講座の活用もアリ

賃貸不動産経営管理士ってどんな資格?

賃貸不動産経営管理士とは

賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅管理の健全化及び適正化を目的として設定された国家資格。
物件の所有者・入居者双方が安心して賃貸借できるように、公正中立な立場で賃貸物件の管理を行う専門家です。

賃貸不動産経営管理士の仕事内容は、管理受託契約の締結や賃料などの収納業務、建物の維持管理・修繕など
多岐にわたります。

なぜこの資格が注目を集めているのか?

賃貸不動産経営管理士はもともと民間資格でしたが、2021年4月に国家資格となりました。
国家資格化により資格の注目度が向上し、受験者数も増加しています。

1.受験申込者数の推移

2.総有資格者数(登録者数)

  77,598名(令和5年4月時点)

3.令和4年度試験の合格者登録データ (男女比)

一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会HP (受験申込者数および資格登録者に関するデータ)

https://www.chintaikanrishi.jp/about/data_success/

国家資格化された背景

賃貸不動産経営管理士が国家資格化された背景には、
①賃貸住宅管理へのニーズ ②サブリース契約をめぐるトラブルの深刻化 が挙げられます。

①賃貸住宅管理へのニーズ

賃貸住宅の管理において、管理を委託するオーナーの割合は増加しています。
国土交通省が2019年に実施したアンケート調査をまとめた『賃貸住宅管理業務に関するアンケート調査』によると、
賃貸住宅の管理の一部または全部を管理会社に委託しているオーナーの割合は、全体の約80%を占めています。

国土交通省『賃貸住宅管理業務に関するアンケート調査』

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000163.html

②サブリース契約をめぐるトラブル深刻化

サブリース契約とは、物件オーナーとサブリース業者(不動産会社など)の間で契約が結ばれて、
オーナーが所有している物件を入居者に貸し出す契約方式です。
一般にまた貸しといわれるものです。

毎日新聞 
国交省が「サブリース」実態調査 トラブル多発、知識乏しい若者や高齢者に不動産投資勧誘

https://mainichi.jp/articles/20190703/k00/00m/040/267000c
物件オ-ナー

物件を持っているけど、空室も出てきて
なかなか経営が上手くいかないな…

サブリース業者

周辺の家賃相場が10万円くらいなので、9万円で家賃保証をしますよ。そうすれば、空室期間中もずっと家賃が入ってくるので安心ですよ。

物件オーナー

いま空室もあるし、毎月9万円安定的に入ってくるならまあいいか

サブリース業者

よしよし、これで一部屋当たり1万円の儲け。

トラブル1 急に保証額が下がる

入居者が退去してすぐに新しい借り手が見つからないと、サブリース業者は大赤字になります。
そのため、入居率が悪い場合は保証額の交渉をされたり、一方的に下げられたりということがよくあります。
物件オーナーは契約時の家賃保証という言葉から、同じ金額がずっと保証され続けると思っているケースも多いので、トラブルになるというわけです。


トラブル2 簡単に解約ができない

サブリース契約は物件オーナーが貸主、サブリース業者が借主という構図になります。
つまり、サブリース業者がアパートの住人と同じ権利を持つことになります。
日本の借地借家法という法律では、借主の権利が大きく保護されているため、貸主が一方的に借主を追い出すことができません。
これが、サブリース契約は解約が難しいと一般的にいわれる理由です。

受託管理やサブリース契約が増加するなか、入居者・オーナー・管理会社間のトラブルも多様化しており、
所有者と入居者の間に入り問題解決をサポートする賃貸不動産経営管理士の必要性が高まってきました。

このような背景があり、民間資格から国家資格へ格上げされたと考えられます。

賃貸不動産経営管理士が「意味ない」といわれる理由

賃貸不動産経営管理士にしかできない独占業務がないから

現時点で賃貸不動産経営管理士には、資格者でなければできない仕事(独占業務)はありません。
ちなみに宅建士には、重要事項説明や契約書への記名押印などの独占業務があります。

宅建士の3つの独占業務

・重要事項の説明          

・重要事項説明書への記名・押印

・契約書(37条書面)への記名・押印

賃貸不動産経営管理士

・完全な独占業務は、現状なし

業務管理者は賃貸不動産経営管理士ではなくてもなれるから

200戸以上の賃貸不動産を管理している管理会社は、
営業所または事務所ごとに1名以上「業務管理者」を設置しなければならないとされています。
この業務管理者になるための要件に、賃貸不動産経営管理士であることが定められています。

しかし、現状この業務管理者は宅建士でもなることができます。

【業務管理者の要件】
1.管理業務に関する2年以上の実務経験+賃貸不動産経営管理士試験の合格・登録

2.管理業務に関する2年以上の実務経験+宅地建物取引士+指定講習
  (2年以上の実務経験については、“賃貸住宅管理業務に関する実務講習”の修了で代替可能)

健美家 不動産投資コラム・ニュース

「賃貸住宅管理業務、将来的に賃貸不動産経営管理士に一本化」

https://www.kenbiya.com/ar/ns/for_rent/license/4151.html

業務管理者の仕事内容

業務管理者には、以下の業務の管理及び監督を行うことが定められています。

  • 管理受託契約締結前の重要事項の説明
  • 管理受託契約書の交付
  • 賃貸住宅の家賃、敷金、共益費など金銭の管理
  • オーナーへの定期報告
  • 入居者からの苦情処理 など

※営業所又は事務所ごとに1人以上の業務管理者を選任しなかったときや、
業務管理者が欠けた状態で管理受託契約を締結したときは罰則や監督処分の対象となります

本当に意味はないのか?取得するメリット

資格取得のメリット

①業務管理者になる為の要件が、賃貸不動産経営管理士に一本化される可能性がある

②宅建とのダブルライセンスにより業務の幅が広がる
 賃貸不動産経営管理士にも独占業務が出来る可能性もある(賃貸管理契約の重要事項説明など)


③不動産投資をする際にも役立つ

①業務管理者の要件変更

先ほど述べた通り、現状は宅建士でも業務管理者となることが出来ますが、
将来には賃貸不動産経営管理士に統一される可能性があります

賃貸不動産経営管理士は現状、資格登録者数が8万人弱(宅建は100万人以上)と比較的少ないことから、
暫定措置として宅建士も要件に加えられたと考えられています。
賃貸不動産経営管理士の登録者数が増えれば宅建士は要件から外される可能性があり、
そうなれば需要は格段に高まることが予想されます。

関係団体も宅建士と賃貸不動産経営管理士では求められる役割も異なることから、
賃貸不動産経営管理士に統一化するように要望しているようです。

②宅建とのダブルライセンスで業務の幅が広がる

宅建士の役割は物件の契約および入居するまでの仲介業務、
これに対して賃貸不動産経営管理士の主な役割は入居した後の管理業務がメイン
になります。
このように業務範囲が分担されていることから、ダブルライセンスにより業務の幅を広げることが出来ます。

現状でも会社によっては、資格手当も支給されることがあるようです。
また今後、賃貸不動産経営管理士に独占業務(賃貸管理契約における重要事項説明など)が出来る可能性もあり、
そうなれば
賃貸不動産経営管理士の市場価値は格段にアップすることが予想されます。

③不動産投資をする際にも役立つ

賃貸不動産経営管理士は宅建と比較しても、比較的実務に近い内容が試験範囲に多く含まれます。
もちろん座学だけでは限界もありますが、資格取得により賃貸管理に関する実務知識を体系的に学ぶことが出来ます。身に着けた管理業務の委託や賃貸借契約、建物や設備に関する知識は自らが大家となって不動産投資を行う際にも役立ちます。

実際、私も賃貸物件の原状回復や修繕を行う際には、建物や設備に関する知識を活かすことが出来ました。
自分に最低限の知識があることで、管理会社の言われるがままではなく、自分で考えて判断できることは大きなメリットに感じました。

賃貸不動産経営管理士になるには?

賃貸不動産経営管理士になるには、1年に一度実施される試験に合格する必要があります。
ここでは、試験の概要についてご紹介します。

賃貸不動産経営管理士の試験概要

試験日時

令和5年11月19日(日)13:00 ~ 15:00(120分間)
試験の実施は年1回
合格発表は令和5年12月26日(火)予定

受験料、受験要件

12,000円
※年齢、性別、学歴等に制約なし。誰でも受験可能

試験会場

北海道、岩手、宮城、福島、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、奈良、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、山口、香川、愛媛、福岡、熊本、長崎、大分、鹿児島、沖縄(全国35地域)

出題形式、試験範囲

四肢択一、合計50問

  1. 管理受託契約に関する事項
  2. 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
  3. 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
  4. 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
  5. 法に関する事項
  6. ①から⑤に掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項

受験者数と合格率

賃貸不動産経営管理士の受験者数・合格率

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-19.png

※R2年以降は出題数が従来の40問から50問に変更
※2021年に国家資格化

賃貸不動産経営管理士試験の合格点は一律ではなく、試験毎に「合格基準点」というものが設けられます。
つまり、試験問題が難しければ合格基準点は低くなり、逆であれば高くなります。(合格基準点は概ね70%程度)

宅地建物取引士の合格率が15%程度であり、それと比べるとまだ易しいレベルですが、
近年合格率は低下傾向になっています
また国家資格化の影響で受験者数も増加傾向にあるため、今後更に合格率が低下することも予想されます。
資格取得を検討されている方は、早めに受験をすることをおススメします。

賃貸不動産経営管理士合格に必要な時間と勉強方法の種類

合格に必要な勉強時間

一般的に、賃貸不動産経営管理士に合格するためには、100~150時間程度の勉強時間が必要と言われています。
これは初心者を想定したものですが、既に宅建合格済み・W受験をする方は試験科目の多くが重なっているので、
もっと短い勉強時間での合格も可能です。

勉強方法の種類

①独学
自分でテキストや問題集を購入し、自宅などで勉強を進める方法

メリットデメリット
・圧倒的に費用が安い 
・自由度が高い
・自らスケジュール管理が必要
・教材や学習方法に悩む
・モチベーション維持が難しい

②通信講座
インターネットや郵送されるテキストなどを用いて講義を受ける方法

メリットデメリット
・ スクール通学と比較すると費用が安い
・講師サポートを受けられる場合がある
・好きな場所、時間に勉強できる
・独学と比べると費用が高い

③スクール通学
実際に教室に通って、講師から指導を受ける方法

メリットデメリット
・ 疑問点の解消がすぐにできる
・モチベーションを維持しやすい
・費用が高い
・通学に時間を要する

⇒時間的な自由度と費用を考えるのであれば、独学がおすすめです。

⇒合格率を重視しながら自由度を求めるのであれば、通信講座をおすすめします。

私の独学勉強法については、こちらの記事で詳しく説明していますので、
興味のある方はぜひこちらも参考にしてください。

独学が不安な人は、通信講座の活用もアリ

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まとめ

今回は賃貸不動産経営管理士の取得メリットなどについて紹介してきました。
「資格取得しても意味ない」といわれることもある賃貸不動産経営管理士ですが、
個人的には試験難易度や将来性を考えると取得する意味がある資格だと考えています。
宅建を取得済みでダブルライセンスを狙いたい方やキャリアアップを目指す方はぜひ取得を検討してみてください。

賃貸不動産経営管理士は計画的に勉強を進めれば、独学合格も十分可能な資格です。
もし初心者の方がより早く確実に合格したいのであれば、学習スケジュールや動画講義、サポートが充実している
通信講座もおすすめです。

この記事が賃貸不動産経営管理士の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました🐻

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